VALORANTのLANケーブルのおすすめ

VALORANT(ヴァロラント)は頭一撃キルができる武器が多数あり、数多くあるFPSの中でもキルタイムが速くなっている。
それ故に通信速度が遅いと悪影響が大きい。カクつきやラグなど明らかなものはもちろん、自身では感じないわずかな遅れすら勝てたはずの戦いで敗北する原因となる。
この記事では通信速度に影響するLANケーブルについて選び方とおすすめ商品を紹介していく。
VALORANTのLANケーブル目次
LANケーブルの選び方LANケーブルのおすすめ
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LANケーブルの選び方
まず、LANケーブルを使わず無線接続するのは無謀だ。特にTTKが速いVALORANTでは全く勝てない原因になりかねない。必ず有線接続を行おう。LANケーブルはカテゴリによって性能が異なる(数字が上がるほど性能が上がる)。具体的には「1秒あたりの伝送ビット数」や「伝送帯域」が異なる。
2022年7月現在、主に使用されているLANケーブル(5、5e、6、6A、7、8の6種類)について以下に性能をまとめた。
1秒あたりの伝送ビット数 | 伝送帯域 | |
---|---|---|
カテゴリ5 | 100Mbps | 100MHz |
カテゴリ5e | 1Gbps | 100MHz |
カテゴリ6 | 1Gbps | 250MHz |
カテゴリ6A | 10Gbps | 500MHz |
カテゴリ7 | 10Gbps | 600MHz |
カテゴリ8 | 40Gbps | 2000MHz |
VALORANTをやる上でおすすめなのはカテゴリ6AのLANケーブルだ。
カテゴリ6Aは「1秒あたりの伝送ビット数」が10Gbpsある。光回線の速度は1Gbpsが一般的ではあるが、高速なものでは1Gbpsを超えるものもあり、これから高速回線はますます増えていくだろう。カテゴリ6以下のLANケーブルでは「1秒あたりの伝送ビット数」が光回線の速度を下回り、光回線の最大速度を発揮できない可能性がある。また、カテゴリ6以下は通信速度に関わる伝送帯域も低い。特に新しくLANケーブルを買う場合はおすすめしない。
カテゴリ7以上は性能は非常に高いが業務用となっている。使用するネットワーク機器にアース処理が施されていないとノイズの影響から、カテゴリ6よりも通信速度が低下する可能性がある。加えて、性能がここまで高い必要はなくカテゴリ6Aで十分すぎる点、やや高価格な商品が多い点からおすすめしない。
既にLANケーブルを使っている場合、そのLANケーブルのカテゴリを確認しよう。大抵の場合はケーブルにカテゴリ名が書き込まれている。特にカテゴリ5e以下の場合は通信速度に悪影響を及ぼしている可能性が高い。
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LANケーブルのおすすめ
サンワサプライ LANケーブルリンク
カテゴリ6AのLANケーブルで「1秒あたりの伝送ビット数」が10Gbps、「伝送帯域」500MHz。VALORANT用LANケーブルとしての実力は十分だ。メッシュ素材採用で引張強度200%を実現しており、耐久性が優れている。
ツメ折れ防止カバーがついており、LANケーブルの故障で最も多いツメ折れを防ぐことができる。
ケーブル厚がわずか2.3mmのフラットタイプなので、じゅうたんの下やわずかのスキマなどを利用した配線がやりやすいのも魅力。
性能が高く使いやすい商品なので、ぜひ確認してみてほしい。
エレコム LANケーブル
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カテゴリ6Aでスタンダードな太さのLANケーブル。紹介しているのは10mだが、スタンダード故に様々な長さが用意されており、自宅の環境に適した長さのLANケーブルを手に入れるのが魅力。
ツメ折れ防止が徹底されており、長い間しっかりとLANポートに固定することができるのも利点。
性能が高く低価格となっているお得な商品。ぜひ確認してみてほしい。
エレコム LANケーブル(スイング式)
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スイング式スリム型のカテゴリ6AのLANケーブル。その名の通り左右90度回転可能なスイングコネクターが装備されており、配線角度を調整可能。スッキリとした配線を実現することができる。ツメ折れ防止プロテクタと屈曲耐久性に優れた新素材コネクターを採用。1000回の屈曲検査に合格しており、通常の使用環境ではツメが折れないLANケーブルとなっているのが魅力。
VALORANTで必要となる通信性能はもちろん、配線の際の便利さと耐久性も兼ね備えたLANケーブルとなっているので、ぜひ確認してみてほしい。
なお、光回線やルーターも通信速度に大きく関係する。以下の記事を確認してほしい。
光回線のおすすめ
ルーターのおすすめ